令和3年12月20日初開催 プレスリリースアワード2021

ヒューマン賞を頂きました

PR TIMES プレスリリースアワード2021 冨士屋製菓本舗がヒューマン賞を受賞しました


PR TIMESさんが初開催されたプレスリリースアワード2021は世界初のプレスリリースが発表された記念日である10月28日「プレスリリースの日」から、2021年10月28日~11月25日の約1ヵ月間にエントリーを受け付け、総計420件エントリーがあり、各審査員8件ずつ選出する一次審査を経て32件が最終審査へとコマを進め、最終審査会の議論の末に8件の受賞プレスリリースが決定されました。
そのプレスリリースが令和3年2月24日のプレスリーリースいたしました『毎年完売!節分限定/伝統の味付けの「助六豆(福豆)」が最強のおつまみに変身』に対してヒューマン賞を受賞いたしました。
プレスリリースを書書き方などのサポートを頂きました株式会社ユウキノイン代表取締役酒匂雄二様、またエントリーを勧めて下さり、サポートしてくださったPR TIMESの杉本様本当にありがとうございました。

ヒューマン賞と授賞理由

河 炅珍(広島市立大学 広島平和研究所 准教授)
河 炅珍様(広島市立大学 広島平和研究所 准教授)よりオンラインで発表

ヒューマン賞とは

プロダクトや社員、顧客に対する愛と情熱が最も感じられるプレスリリースに贈る賞

授賞理由

◇審査員 河 炅珍様(広島市立大学 広島平和研究所 准教授)
自社商品はもちろん、従業員への愛が感じられるプレスリリースでした。商品だけでなく、それを企画し、実際、作っている社員に光を当てることで、会社の人間的魅力がよく伝わりました。そうした信頼関係は読み手/消費者にも響く力を持っていると思います。社外への情報発信としてはもちろん、社内の従業員に贈るメッセージとして、プレスリリースがインターナルコミュニケーションの場面でも役立つ事例としても高く評価しました。

◇審査員 浦野 有代様(株式会社宣伝会議 月刊『広報会議』編集長)
たまたま目にした情報で、興味が喚起されていく面白さがリリースサイトにはあります。「毎年完売の福豆」が「変身」という引きのあるタイトルを読み進めると、小さな豆菓子工場の新人職人の会話から生まれた商品だと明かされ、製造する過程を写したビジュアルを見ていくうちに工場を応援したくなってくるリリースです。季節商品のアップサイクル商品であることや100年企業であり、後継者問題を抱えることにさらっと触れながらも全面的に工場で働く人のキャラクターや、商品への想いでまとめた点が、好感を呼んだと思います。「美味しいからといってまた作るとは限りません」という書きぶりもチャーミングでした。

◇審査員 近見武彦様
ルーキー職人の開発ということを中心に据えており高い物語性がある。食品ロスという社会性のあるテーマもあり、開発を奥行きのあるものとしている。”伝統技法を大切にしながら時代にあった挑戦を”という老舗の持つ課題を十分に背景に感じさせている。三代目の嫁と新人職人の会話を使うことにより物語を実感のあるものとしている。写真による視覚表現が商品理解を十分にサポートしている。

◇審査員 吉川 明日香様(東洋経済オンライン 編集長)
「純粋に楽しめるプレスリリース」ナンバーワンがこちらでした。商品を超えて企業のことを好きになってしまうような成功例と思います。応募書類を読んで驚きましたが、はじめて書かれたプレスリリースとのこと、衝撃です。この小気味いい文章、表現力は、稀有です。また書かれた目的がまさかコロナの中で入社された新人社員の方の成長の記録とは……。動機の美しさ、純粋さが文章ににじみ出ています。結局のところ優れた文章、優れたプレスリリースには、人としての嘘のない温かさが欠かせないと思います。これからもユーザーへのお便りとして、時折でも続けられることを期待したくなります。

◇審査員 三島 映拓様(株式会社PR TIMES 広報PR管掌取締役)
百年企業に入った25年ぶりの新人職人への愛に溢れたプレスリリースです。一人の社員に対する経営者の人間愛を表現することで、結果的に伝統を守りながら時代に合わせるものづくり企業の姿勢が滲み出すような発表となっています。社員の成長記録を残すという、未来からの視点でプレスリリースを活用している好事例だと思います。
フードロス問題に老舗企業がどう取り組むかという課題を、軽やかなストーリー展開で綴っていて読みやすさがあります。また、製造工程の一つひとつを写真で見ることができて臨場感があります。新人職人の成長記を知って豆菓子を口に運べばまた味わいも変わると思える、温かみを感じられる情報発表です。

プレスリーリースアワード2021 授賞式

授賞式はYouTubeでライブ配信されました。弊社の登場は50分ごろになります。

令和3年12月20日の思い出画像

賞をいただきまして感じた事

冨士屋製菓本舗は、先代や先々代が豆菓子を作る技術を多くの方に惜しみなく伝えてきました。
豆菓子の製造は職人によって積み重ねてきたその経験値によって作り上げていきます。
作った豆菓子を大切に袋などにパック詰めします。冨士屋製菓本舗はされら全てを社内で行なっています。
どの部門が掛けても美味しい豆菓子の仕上がりはできないと思っています。
広報の部門があるような大きな会社ではないので、次回がいつになるのか…
書く力は大変なエネルギーが必要で、年間に1回書くことができればいいなと思うくらいのペースですが、
初めて書いたプレスリリースが賞を頂くことになったので、プレッシャーにもなります。
しかし、気負いすることなくまた何かありましたら書かせていただきます。
年末の出荷と、節分の準備で本当に忙しい工場をでて東京の受賞会場に行くことは
後ろ髪をひかれる思いでしたが、気持ちよく送り出してくれた皆に感謝しかございません
そして、日帰りで会社に帰って工場内を見た時、どれほどこの一日に一生懸命頑張ってくれたんだろうと思う
沢山の商品が仕上がっていました。
弊社は素晴らしい人で出来上がっている会社ですから、豆菓子にもその思いがこもっています。

工場内に仕上がっていた豆菓子の数々

*以前に書いた>豆菓子屋のルーキー職人のおはなし

この記事を書いた人

3代目の嫁

大阪府富田林市で3代続く豆菓子屋「株式会社冨士屋製菓本舗」屋に嫁ぎはやン十年。
経験したことのない仕事を次から次へと教えてもらい、菓子職人さんがこなす豆菓子製造以外は何でもこなします
ネットショップの実務から商品開発、QVCテレビショッピングに出演しての実演販売、大阪高島屋、阪神百貨店など京阪神地区のデパートでの催事販売、お客様とのライブイベントなど楽豆屋の「なんでも屋さん」です。
大阪産の豆菓子を通じ、楽しさを覚え次から次へと仕事を増やしています(笑)。豆菓子が世界一大好きな豆菓子屋の三代目の嫁、毎日豆菓子が食べれてとっても幸せ♪