豆菓子屋の三代目の嫁ひとりごとブログVOL.2

豆菓子屋の嫁はなんでも屋さんです

重圧に耐えるの巻

豆菓子屋の三代目の嫁は、重圧に耐えております(笑)。自営業の嫁なら皆さんそうだと思います。うちの社長さんはワンマン社長ではないです。結構人に任せます…良いか悪いかはわかりません(笑)。スタッフとのコミニケーションの事や、商品開発、イベントへの参加、サイトの運営、そしてテレビ通販(QVC)への出演。私的には自由にさせてもらえる半面、やはりそこに大きな重圧と責任が降り注いでくるんですよ(笑)
今日の重圧はかなりですよ…。
9月8日10:30~QVCへの出演が待っています。本日夕方に出発をして、明日の朝は8:00から打ち合わせですからね。
QVCへの出演の時は社長はマネージャー的な役割なんで、スーツケースを持っていただいたり、食べたいものを買っていただいたりするんですが
今日は、私が中々事務所を離れることができないので、社長は昼過ぎにサッサと東京行ってしまいました。「スーツケースに俺の荷物入れてるから持ってきてな」…マネージャーちゃうんかいな…とか思いましたが、社長命令ですのでね。
工場では今回の番組枠の予算が大きいことからストックを大量に作っています

QVCで販売するセット

2021年9月8日 10:30~下記のURLでライブ放送をご覧いただけます

製造場と包装場

冨士屋製菓本舗は自社で完結

豆菓子を1階で製造し、そして2階の包装場に運びます。ご注文を頂いた豆菓子を色々な袋に詰めて、発送します。
今回、「のりくるんと」はQVCのセットの中に入りますので、大量に生産いたしました。海苔を手巻きしているので時間がかかり、大体の予測で計画的に製造をしております。出来上がってきた豆菓子がきれいな形で、美味しくてだと包装場のスタッフは物凄~くテンションが上がります。私は2階に上がる前の豆菓子を試食することが多く、これはあくまでも試食です!品質は私の下で感じ取っています(笑)。世界一豆菓子が好きな私は、目をつむり精神統一、パリッと噛んだ瞬間の香ばしさと、鼻に抜けるお醤油の良い香りを堪能し、2階へ送り出します。あくまでもこれが私の仕事の一部です(笑)。

のりくるんとできたて!

どんなに面倒な作業も楽しそうに

今回のQVCさんのセットは4種類でます。その中に11種類の豆菓子が入ったセットを販売させて頂くのですが、これがまた面倒くさいんです。1種類ずつ作ってはコンテナに数を数えながら揃えていきます。11種類揃ったところで、セットするケースを作り、中身の豆菓子をセットします。左手ののスタッフが左側に並んでいる豆菓子を入れ、そのケースを右手のスタッフに渡し、右側に並んでいる豆菓子をセットし、ケースを閉じるスタッフが確認しながら閉じる。
200セットずつしているらしく、「右左に動く作業を今日は200回してますね~wwww」と笑いながら、もうすぐ200セットが終わると思うと間違っていないか緊張して無口になってくるんだと言ってました。これを何回も繰り返し準備をしてくれているので、感謝しかないです。

QVC販売11種類の豆菓子をケースへのセットする

こんなみんなが頑張ってくれている豆菓子を、「美味しい」と思ってくださる方へお届けできるように、明日は精一杯豆菓子愛を語ってきます。豆菓子はびっくりするくらい手間暇がかかっているんです。大阪の最低賃金も上がります。小麦も醤油も油も全て値上がりするんです。しかし今はまだ耐えることのできる範囲ですので、明日のQVCさんでは本当にお安くなります。大量に作らせていただくことによって、作業効率が上がることもあり、価格設定をさせていただきました(社長が…)今後はどうなるのかわかりませんが、とにかく喜んで頂けるようにみんなで頑張ります。そしてその頑張りを私がお届けさせていただきます。
  
冨士屋製菓本舗3代目の嫁 北野雅江

この記事を書いた人

3代目の嫁

大阪府富田林市で3代続く豆菓子屋「株式会社冨士屋製菓本舗」屋に嫁ぎはやン十年。
経験したことのない仕事を次から次へと教えてもらい、菓子職人さんがこなす豆菓子製造以外は何でもこなします
ネットショップの実務から商品開発、QVCテレビショッピングに出演しての実演販売、大阪高島屋、阪神百貨店など京阪神地区のデパートでの催事販売、お客様とのライブイベントなど楽豆屋の「なんでも屋さん」です。
大阪産の豆菓子を通じ、楽しさを覚え次から次へと仕事を増やしています(笑)。豆菓子が世界一大好きな豆菓子屋の三代目の嫁、毎日豆菓子が食べれてとっても幸せ♪