いつぶりだろうか…
ひとりごとブログってどんな時に書いていたのかも忘れるくらい
そして、上の画像の私が痩せていて、
今は見る影もない(笑)
令和7年1月27日は何お日?
忘れてはいけない日でした。
冨士屋製菓本舗のお誕生日です
なんと\112歳/なんです。
110歳、111歳は何故かキリが良いのと、ゴロが良いので
色々考えて、イベントもしたり、セットを作ったりしたのですが、
今年もやるぞ~!ってなっていたのに、あっという間にその日が来てしまい
おまけに朝から問い合わせの嵐で…
節分豆が迷子だったり、製造してもらっている福豆の袋がまだ出来上がっていない
事件が起こったり、取材の問い合わせがあったり~~~!!!
兎に角、昨晩寝る前は「あ!明日は冨士屋製菓本舗の誕生日」って覚えていたのに
すっかり忘れていて、さっき思い出して…
そうだ、ひとりごとブログを書こうと思い立ちました
福はココロに、豆はイブクロに
豆菓子のあゆみ
112年前、豆菓子を作り始めたころはどんな感じだったんだろうか、
きっとその時代はお菓子が手軽に食べれるような感じではなかったはず
しかし、そんな中でも豆菓子を作り、子供から大人まで皆を笑顔にするような
そんな庶民の味だったと思います。
文献に残っているわけでもなく(あまり細かく調べていませんが)、
庶民の買える程の価格で、美味しくポリポリと食べ、お腹も膨れ、これはいいな!って
なったんだろうなと想像をしています。
112年前から代々伝わってきた製法は、色んな方が習いに来られ、各社、各地方に持ち帰り
独特の仕上がりになっていったそうです。
冨士屋製菓本舗はどうだったんだろう
冨士屋製菓本舗はどうだったんだろう
112年前に創業された冨士屋製菓は先々代の奉公先でした
そして、技術が優れていたことからの冨士屋製菓を引き継ぎ、冨士屋製菓本舗が生まれました。
戦後の大変な時も、その技術を大切に、立ち上げてきたのだと思います。
自社だけが成長するのではなく、豆菓子を作る技術も美味しさも世の中に広がってほしい
先々代も、先代も、そして現社長も同じ想いです。
嫁の私もそうなのですが、どうも儲けがでる商売方法ができなくて(笑)
大きな工場に建て替えたり、素敵な店舗ができたり、スタッフのお給料が物凄くよかったり
そういうことが無く、ジワジワと牛のよだれのごとくお商売をさせて頂いている感じがします
それは、私の一番好きな冨士屋製菓本舗の姿なんです。
きっと、こうしたらドカ~ンといくだろうなと思うようなこともあるのですが
そうじゃなくって、ジワジワ~っと無理せず、残せていけたら、
この技術と、この綺麗な商売の在り方を残せていけたら
素敵だろうなって思っています(社長にはなにか考えがあるかもですが…)
令和7年の福を贈る
昨年末に長年の夢だった節分のギフトが仕上がり、とっても可愛いカードも出来上がりました
そのカードに『福はココロに、豆はイブクロに』と書かれているのを見ていただきましたか?
素敵だと思いませんか?
もちろん、節分の為に作ったのですが、冨士屋製菓本舗の永遠のテーマ、大切にしたいことだと思っています
大昔、『豊』という字に『豆』という字が付いているのは、畑がどんなに荒れていても、
畦道にでも大豆がなり、人々の空腹を満たし、心を豊かにしたことからできた漢字だと聞きました
冨士屋製菓ができ、豆菓子もきっとそうだったんだと思います
高級なお菓子ではなく、庶民の心を幸福に、豊かにしてきたんじゃないかなと
この殺伐とした時代に、冨士屋製菓本舗の豆菓子を口にした時、ホッとして笑顔がこぼれたり
人の優しい気持ちを思い出せるような、そんな豆菓子でありたい。
なので、『福はココロに、豆はイブクロに』です
令和7年を大切に
112年も続けさせていただいたんだから、今年はどうするのがよいのか?
実は大きな動きをするわけでも、大きな目標を掲げているわけでもなく
ただただ、全てに丁寧に、大切に、地に足をつけて、豆菓子を大切にしてくださる方と
これから大切にしてくださる方と、そして家族やスタッフ、スタッフの家族、
その先のご近所さん、そしてまたその先の、先の方も大切に、
先を明るくみて、ニョロニョロと進みたいです。
ちなみに現社長は今年、還暦なのでどうせなら面白いことしたいです(笑)
ひとりごと
いつものわたし。
人からは「忙しそうね~」「声かけにくいわw」「働きすぎ違う?」なんて言われます
いや~違うんです。豆屋で仕事をしているのが大好きなんですよ
それで、ドンドンスケジュール入れるんです。
しまった、パンパンだ~ってなったりしてるんですが、それがまた楽しくって
たとえば社長が野球や飲み会にいったり、していても全く気にならない
わたしはわたしなんです。
そしてお休みの日は思いっきり好きなようにさせてもらっています
いや~自営業の嫁としてこんな幸せ者います?
たぶん、いないですよ(笑) 有難いです。