新生小久保ホークスの2024年の戦力分析 (投手救援陣編 )
ミスターホークス小久保新監督、V奪回の方程式、リリーフの陣容は?
ホークス大好き豆菓子屋の3代目、冨士屋製菓本舗の北野登己郎(きたのとみお)です。
新生小久保ホークス、2024年のオープン戦も後半戦、ここまで(3月17日現在)8勝3敗1分と、好調をキープしています。
前回は、24年のV奪回への最大の課題、先発投手陣のローテーション予想を書きました。
今回は、リリーフ陣について、書きたいと思います。
まずは、2023年の昨シーズン、リーグ1位の成績を残してくれてリリーフ陣のおさらいから
チーム防御率 | 先発陣の防御率 | 救援陣の防御率 | QS率 | |
オリックス | 2.73 | 2.61 | 2.93 | 53.15% |
ロッテ | 3.40 | 3.43 | 3.35 | 49.65% |
ソフトバンク | 3.27 | 3.63 | 2.68 | 38.46% |
楽天 | 3.52 | 3.66 | 3.27 | 46.15% |
西武 | 2.94 | 3.00 | 2.81 | 60.14% |
日本ハム | 3.08 | 3.14 | 2.95 | 51.05% |
前回も書きましたように、先発陣の不甲斐なさに比べて、リリーフ陣の防御率はリーグ1位とバツグンの安定感でした。
2023年の主なリリーフ陣の個人成績も振り返ってみましょう。
登板 | 投球回 | 防御率 | 被安打 | 自責点 | |
オスナ | 49 | 49 | 0.92 | 28 | 5 |
大津亮介 | 46 | 40.2 | 2.43 | 34 | 11 |
モイネロ | 27 | 27 | 0.98 | 11 | 3 |
田浦 文丸 | 45 | 34 | 2.38 | 31 | 9 |
津森 宥紀 | 56 | 48.2 | 3.51 | 37 | 19 |
藤井 皓哉 | 34 | 69.2 | 2.33 | 46 | 18 |
又吉 克樹 | 32 | 28 | 2.25 | 21 | 7 |
松本 裕樹 | 53 | 47 | 2.68 | 32 | 14 |
*移籍した甲斐野と嘉弥真は、除きました。 藤井の成績には、当初7度の先発の成績も含む
上記のように、昨季は安定感のあるブルペン陣にもかかわらず、先発投手陣が早い回で降板して、
安定した試合運びが出来なかったのが、実際のところではなかったでしょうか?
24年は、2投手が先発転向で、どんな陣容?
上記の中から、モイネロ投手と大津投手が、先発に転向すると言われており、二人の穴を誰が埋めてくれるのでしょうか?
オープン戦の登板数などを見る限りでは、2024年勝利の方程式は、7回藤井投手、8回松本裕樹投手、(7回8回は逆のパターンか?)、
そして絶対的守護神の9回のオスナ投手を中心にサイドスローの又吉投手を絡めてくる。 そして、左のワンポイント、嘉弥真投手の役割を、23年の現役ドラフトでファイターズから移籍してきた長谷川威展投手に期待したいと思います。
こう見てくると、ホークスのブルペン陣も、バリエーション豊富なのが分かります。
右の本格派を中心に、サイドスローの又吉投手、左の長谷川投手を織り交ぜていくパターンになりそうです。
できれば、もう一枚、左がほしいので、昨年頑張った田浦文丸投手に今季も期待したいところでが、故障で出遅れているのが心配です。
まだまだいるよ、期待のホークスのブルペン陣
上記以外にも、ホークスブルペン陣には、今季期待の投手が目白押しです。
杉山一樹投手は、オープン戦に登板3,投球回数5回、被安打2、奪三振6、失点0と絶好調をアピールしてくれています。
僕としては、和田投手の後の第2先発的な起用が面白いかな?と思っています。
次に、ベネズエラ出身のヘルナンデス投手です。
オープン戦では、3試合に登板し、打者12人に対して被安打2,失点0といい働きをしてくれていますが、
おそらくスチュアート投手と外国人枠を争うことになってくるのでしょう?
もう一人は、プロ11年目の古川侑利投手です。 地元佐賀の有田工高からドラフト4位で楽天入団、そして巨人、日本ハム移籍して、故郷九州のホークスに現役ドラフトで入団してきた投手です。 現在は、育成契約ですが、再び支配下を勝ち取ってほしいと期待しています。 オープン戦では登板はあるものの、今ひとつ結果がでていませんが、ぜひ復活をしてもらいたいと期待しています。
以上が、今季も強力なホークスのブルペン陣の陣容です。
とにもかくにも、先発陣がどれだけ踏ん張れるか? それによって長いシーズンのブルペン陣の負担も減らして、
シーズン終盤の勝負どころでフル回転してもらいたいものです。
2024年3月29日、今季の開幕戦は、京セラドーム
雪辱を期す新生小久保ホークスの初陣は、3月29日(金)の京セラドームのバファローズ戦です。
開幕3連戦から4連覇を目指すバファローズとの激突ですが、今やパリーグの人気カード
ですでに開幕3連戦は、全席チケット完売のようです。
2012年秋、引退が決まっていた京セラドームの最後の小久保選手の打席をみて、
感慨深かったことを思い出し、いつかホークスの監督として、この京セラドームに
戻ってきてほしいと言う期待が、やっと実現しそうで、今はワクワクしています。
そして、開幕第2戦目の3/30(土)デーゲームでは、長女夫婦と可愛い鷹ガールの孫娘の美月ちゃんもいっしょに応援してくれそうなので、なおさら楽しみです。
どうか今シーズンも京セラドーム、そして時々福岡のペイペイドームでお会いするホークスファンの皆さん、よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。