お盆とはいつからいつまで
お盆とは、正式名は『盂蘭盆』といい、仏教の先祖供養の期間です
関東では、7月11日~16日にお精霊さんをお迎えして供養をされます
一部の地域を除いて、(弊社は大阪ですので関西のお話を中心にさせていただきます)
お盆は2024年も時期は8月13日からお精霊さんがお戻りで16日にはお送りします。
今年は2023年7月中旬から2024年7月中旬までにお亡くなりになられた方を
はじめて迎えるお盆を「初盆」又は「新盆」と言います。
通常のお盆より1週間ほど早くお迎えしますので、
この「初盆」、「新盆」は8月5日ごろからお迎え棚をお飾りされるところが多いです。
お盆の御供にきゅうりで馬をお茄子で牛を手綱はお素麺やおうどんです。
故人の好きだったものをお供えします
馬に乗って早く帰ってきていただき、牛に乗ってゆっくりとあの世に向かうためだそうです
お香典以外のお供え物ののし紙や、マナーについて
「御供」は「ごくう」と読み、仏前や神前に供える、いわゆる「お供え物」のことを指します。
お供えするをする物に付ける熨斗は、あくまでもお供えをする側がつける熨斗で
漢字で「御供」あるいは「御供物(おくもつ)」とされ、近年では「御供」が一般的になりました。
ただし、「御供」は通常、喪家や近しい親族以外が贈る品物のことを指し
家族がする場合は「御供え物」又は「お供え物」とします。
お供え物は基本的にお菓子。それ以外では、お線香、ろうそく、花などをされることをお勧めします
マナーで知っておくと得をする
お供え用のお菓子は、2,000~5,000円程度ですが、
実家の場合は2000円~3000円、義実家の場合は実家よりも少し上目で3500円~5000円
≪注意点≫
要冷蔵、要冷凍はNG。常温で日持ちがするお菓子をお選びください
個包装されているものにし、後で皆さんで持ち帰ったりできやすいものに
落ち着いた色合いの包装or弔事用ののしをかけ、品の良い感じは喜ばれます。
詰め合わせタイプなどは楽しんでいただけるので人が集まると喜ばれます。
初盆のお供え物だけ発送される場合の時期とのし紙
お品物だけを発送される場合は、初盆の法要までに送っておくと喜んでいただけると思います
その場合熨斗紙は内熨斗(包装紙の下)でも外熨斗(包装紙の上)でもどちらでも大丈夫ですが、
発送の際のちょっとした破損を考慮し、内熨斗をお勧めしています。
お盆の時期は8月13日からお精霊さんがお戻りですが、
初盆は早めされるのでお供え物を発送される場合は早めに8月1日~6日くらいがお勧めです
熨斗の表書きは地方によって違いますが特に関西では、初盆に棚を飾ることから、
「御棚御見舞」(おたなおみまい)「御供」(おそなえ)になります
初盆の法要に招かれた場合ののし紙
お香典と一緒にお供え物を持参の場合はのし紙は外熨斗(包装紙の上)で、喪家や近しい親族以外なら
「御供」とします。喪家や近しい親族の方からは「御供え物」「お供え物」とします。
誰からの御供なのかわかるのが親切だと思います。
これは初盆だけでなく、一周忌法要などに招かれたときのも同じです。
法要にお招きいただいた際、親戚が集まると同じ名前になるので、フルネームで外熨斗をお勧めしています。
お盆のお供え物
お盆休みで帰省されお盆の法要をご家族でされるところが多いのですが、
義実家などは手土産にお供え物として持って行かれると法要をされなくても、喜んで頂けます。
その際、季節の物(果物など)をお買い求めの場合は早目にご購入は無理ですが、
日持ちのする物の場合は早目に買い置きもできます。
そのご家庭に見合った、もしくは故人の好きだった物を考えて供えると喜ばれるでしょう
豆菓子は常温で保存が可能なので、お供をしていただいても慌てて食べていただくこともなく、
夏場の冷蔵庫の中がいっぱいな時に、冷蔵保存をしなくてもよいのでとても喜んで頂いています。
楽豆屋の包装のこだわり
慶弔事によって包装の仕方を変えています。のし袋と同じで、弔事の場合は上からの紙をかぶせます
不幸ごとが上から入ってこない意味があるといわれています。
御供のお返しについて
お盆の御供や、法事などの御供に対してのお返しについて>こちら
お供え物におすすめの豆菓子
その他の豆菓子ギフトのご案内
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御中元の時期とお盆
御中元の時期が、関東と関西で違うのは、どうやらお盆の時期と関係があるようです
関東では7月にお盆を行うので、それまでにお供えとは関係なく夏のご挨拶が行われており
関西では8月にお盆を行うので、御中元も8月のお盆までにとなったようです
百貨店などで、御中元商戦が盛んになったころに全国的に7月1日発送が主になり
お盆の行事やお盆休みは8月が主になり、地域性が色んな意味でまじりあったようですね。