ホークス日記 (22年戦力分析・先発投手編) vol. 14

藤本新生ホークス1年目 2022年の戦力分析 ( 先発投手編 )

藤本新監督のもと、常勝ホークス復活の礎を

22年シーズンもオープン戦が始まり、開幕まで3週間を切りました。

昨年末からずっとサボっていたホークス愛のこのブログも開幕に向けて、復活したいと思いますので、今季もお付き合いよろしくお願いします。

今季は、南海ホークス出身の藤本博史新監督の就任で、例年以上に開幕が待ち遠しいです。

大阪泉州忠岡町生まれで、天理高校から南海に入団の藤本監督は、我々関西のホークスファンにとっては、やはり地元の人、例年以上に京セラドームが盛り上がることと思います。

そして、ヘッドコーチには森浩之コーチが復帰し、彼も大阪の泉南市出身なので、藤本監督との泉州コンビで覇権奪回を目指してほしいですね。

そして、藤本監督が見事、日本一奪回を果たせば、故鶴岡親分以来二人目の南海ホークス出身で、ホークスの日本一達成監督の誕生を(僕の記憶が確かなら)、関西のファンは特に待ち望んでいるでしょう。

(南海出身の日本一達成監督は、ノムさんがヤクルトで、古葉さんが広島カープで達成しています、その他はいるのかな?)

その前に、まずごめんない

ちょうど21年シーズン前のこの時期、このブログに「21年最大の補強は、小久保ヘッドコーチの就任」と書きました。 結果が全てのプロの世界、昨年の4位という結果からみたら、どうも前工藤監督と小久保ヘッドのコンビは上手く機能していなかったようで、僕の見識不足を恥じるばかりです。 ホークスファンのみなさん、ごめんなさい。

22年開幕、先発ローテ6枠のサバイバルは?

まだまだオープン戦も始まったばかりで、3月6日(日)の試合後現在、オープン戦の成績は6試合で、3勝2敗1分ですが、投手陣は順調に仕上がっている印象です。

そこで、まずは開幕からの投手陣の先発ローテーションを考えてみたいと思います。

先発6枠の中で、藤本監督が早くから開幕投手に指名したエース千賀投手、すでにオープン戦2試合登板で、防御率0.00、被安打1で安定の東浜投手、二桁勝利復活を期す石川投手、そして最後の現役松坂世代41歳和田毅投手の4枠はほぼ決まりのようです。

このあたりは、鷹党のみなさんも異論がないと思いますが? いかがでしょうか?

そこで、残り2枠をだれが勝ち取るか、今後のオープン戦の仕上がりが注目されるところです。

候補としては、田中正義投手(右)、松本裕樹投手(右)、笠谷俊介投手(左)、大竹耕太郎投手(左)、このあたりから選ばれるのかな?と思います。

やっと覚醒、16年ドラ1、田中正義投手

16年のドラフトで5球団競合の末に鳴り物入りで入団してきた田中正義投手も、早や6年目、即戦力を期待されながら1年目からケガに苦しんできたドラ1投手も、やっと昨年、中継ぎで18試合に登板し、防御率2点台を記録してくれました。

そして勝負の22年シーズンにむけて、21年秋季キャンプ、今春キャンプと首脳陣に成長をしっかりアピールして迎えた5日の対中日オープン戦では、150キロ台のストレート連発で真っ向勝負の力強いピッチングをみせつけて、先発ローテの有力候補に浮上してきました。

育成出身の千賀投手や石川投手が、主力投手に成長する中で、ケガに泣かされ悔しい思いだったはずの田中投手には、今年こそドラ1投手の意地をみせて、先発ローテの一角を1年間守り通してほしいと期待しています。

最後の1枠は、左投手がほしい?

上記の5投手の中で、左投手は和田投手だけなので、できればもう1枚、左ピッチャーがほしいところだと思います。

候補としては、笠谷投手、大竹投手、大関投手あたりでしょうか? 

笠谷投手、大竹投手については、私も昨年から先発ローテの柱として期待していましたが、残念ながら去年も年間通じて結果を残すことができませんでした。

この2投手は、直近2シーズンはチャンスがあったのに、それをものにすることができませんでした。 かと言って、中継ぎでは使えそうなタイプではなさそうなので、これが最後のチャンスのつもりで今年こそ結果を残してほしいものです。

第2先発にもう一人あれば、なお心強し

松坂大輔投手の引退で、松坂世代の最後の現役投手となった和田毅投手(パリーグには、和田投手より1歳年上のオリックス能見投手がいます。)、オープン戦でも順調に調整が進んでいるようですが、さすがに御年41歳なので、1年間どれだけ投げ通せるか? やはり心配ではあります。 それでも昨季は18回先発に登板し、しかも、5月下旬から9月下旬まで約4ケ月、中6日で(日)先発のローテを守りとおしてくれました。(途中、東京オリンピックの中断あり)

いつまでも、超ベテランに頼っているのもどうか?と思うので、おそらく今年も3回から4回で早目の継投を用意する必要がありそうです。 その時に、松本裕樹投手には第2先発的な役割を果たしてほしいものです。

このままでは和製先発6人衆に、外国人投手がどのようにからんでくるのか?

そろそろ結果がほしい22歳のカーター・スチュアート・ジュニアとマルティネスの退団と入れ替わって復帰してきたレイ投手が、どれだけ戦力になってくれるのか? 今年も混戦が予想されるパリーグで、優勝には安定した先発陣が必須条件のはずです。

去年も大崩れせずに安定したチーム防御率を残してくれたホークス投手陣には、引き続きしっかり踏ん張ってもらいたいですね。

次回は、昨年苦しんだ中継ぎ陣、救援陣を考察してみたいと思います。

クローザー森投手の復活はどうか? そして、甲斐野投手の状態は? 中日からFA移籍の又吉投手はホークスでも勝利の方程式を担ってくれるのか?

このあたりに注目してみたいと思います。

今年も球春到来が待ち遠しい3代目社長

今年も開幕が近づいてきました。 開幕戦は話題満載のビックボス新庄監督のファイターズとペイペイドームで激突、そして、4月19日から、去年のチャンピオン・オリックスと京セラドームで3連戦が予定されています。

5月のGWのペイペイドームではピーナッツとホークスとの面白いコラボ企画が用意されているので、今年も頑張って熱くブログをアップしていきたいと思いますので、クソ長い文章ですが、お付き合いよろしくお願いします。



この記事を書いた人

豆菓子屋の3代目の社長

豆菓子屋の3代目にして、無類の野球好き、主に地元の京セラドーム大阪で、福岡ソフトバンクホークス戦を熱烈観戦