皆様こんにちは。冨土屋製菓本舗の中の人、オリックスファンのぴーです。
11月に入って寒さを覚える日が増え、紅葉の色づきも深いものになりましたが、プロ野球ポストシーズンはまだまだ熱い戦いが繰り広げられています。京セラドームで7年ぶりに開催されたパリーグのクライマックスシリーズ、その第3戦を、野球ファンの交友関係がめちゃくちゃ広い3代目社長取り仕切りのもと、3代目社長、3代目社長と繋がりを持った皆様、そしていつも工場2階で袋詰め作業に従事している従業員で当ブログ初登場、「楽豆屋の”上の人”」と観戦して参りました。
これまでになく白熱した試合展開の結果、中嶋采配の奇襲作戦の連続で史上初の「同点サヨナラコールド」という結末で日本シリーズへの出場を決め、球場全体が大騒ぎになった記録をまとめました。
パリーグクライマックスシリーズ・ファイナル第3戦観戦記
【17:32】京セラドーム到着
16時の定時に退社し、所用を済ませドームに到着。11月に野球観戦できる機会は珍しく、ナイター開始前にここまで真っ暗な空であることに珍しさを感じました。まあこの地でポストシーズンが開催されること自体、今までの成績が成績なので久しぶりなのもありますが…。
入場前にちょろっと寄ってみたグッズショップは、入口壁面にデカデカと優勝ロゴが貼られていたり、ショップ内は優勝記念グッズが販売されていたりと、最大収容数の半数(約18000人)という入場制限を感じさせないに賑わいがありました。
壁面にリーグ優勝のロゴが貼られました リーグ優勝モード一色
【18:00】試合開始とともにお豆さんを頂く
「あっちかな」「こっちかな」と写真を撮ってみたものの、相変わらずの単調な配置。センスのなさを感じながら今回は楽豆屋シリーズで最も手間の掛かったアイテムと言っても過言ではない「のりくるんと」を食します。見た目では分かりませんが、ピーナッツの周りに寒梅粉と小麦粉を巻く際に、唐辛子を一緒にブレンドしており、醬油味のカリッとした歯ごたえを楽しんでいる際にピリッとしたアクセントを同時に楽しめます。
観衆の多さとともに 一枚一枚手作業でのりを巻いています
【20:00】宗佑磨選手の逆転2ランホームラン!
千葉ロッテ佐藤都志也のタイムリーで先制され0-1のビハインドで迎えた6回裏。この回の2番打者福田周平のライト前ヒットの投球の際に爪が割れたか何かでいったんベンチに下がって治療を終えた投手岩下大輝、3番打者宗佑磨がその初級を叩くと、鋭い打球はライトスタンドの一番深いところに一直線。0-1のビハインドから一転、2-1に勝ち越し、球場のムードは最高潮に!!!!
すると通路の方から「俺、いっちゃんええとこ見てないっちゅうねん!!」という甲高い声が…
エンターテナー3代目社長、最高の瞬間を見逃す(;’∀’)
ユニフォーム特典付きのチケットだったため、「引き換えしてない人、してきたげるわ」と優しい心を持った3代目社長が席を外している間に、宗佑磨選手の逆転2ランホームランが生まれました。さすがに悔しかったのか普段工場内でもなかなか出さない大きな声が意外と客席内に通り、周りは大爆笑に包まれます。
さすが…持ってはりますわ。
【21:33】シーソーゲームを制し、日本シリーズ進出決定!
7回8回と1点ずつ失い勝ち越しを許しましたが、9回無死1、2塁。打者は伏兵小田裕也。今季通算打率は決して良いとは言えない成績の選手ではありますが、瞬足の持ち主。誰もが送りバントだと思った初球、ロッテの守護神益田直也が初級を投げたその瞬間、小田が予想を見事に裏切りヒッティングに切り替えスイング…気付けばライト線を鮮やかに抜けるタイムリーヒットとなり3-3の同点に!!!!
ブレブレやん…
クライマックスシリーズ・ファイナルステージは4勝先取ではありますが、リーグ優勝チームが持つアドバンテージ1勝を含めての4勝なので前日までで3勝0敗という扱いに。それに加えて第3戦目に引き分けが決定した時点で4敗する可能性がゼロとなり、日本シリーズ出場が決まるこという例年にない異例づくしの結果になりました。
もちろんスタンドは割れんばかりの大歓声であるとともに、コロナ禍ということを忘れてしまいそうなくらい周りの観衆と喜びを分かち合いました。ファンの中には感極まる方もおりましたが…3代目社長、上の人、中の人がどうなっていたかというと??
上の人、マジ泣き。 中の人、チョイ泣き…
ワサビ付け過ぎたみたいですけど3代目社長「最高の福利厚生やなー」と連呼。 次の福利厚生は年間シート契約でお願いします!
【21:43】優勝セレモニーを観覧
まずは監督インタビュー。闘将としての一言一言に重みを感じます。第6戦、地元神戸に帰ってきてほしい気持ちはありますが…東京で決めてほしいという気持ちもあり、ちょっと複雑です(笑)。
球場全体はまだザワザワしていました 真剣すぎる上の人
選手表彰、記念撮影とシャンパンファイト(シャンパン型クラッカー使用)、そして選手場内1周です。
そして最後は中嶋監督の胴上げ。本来セレモニーのみで予定にはなかったそうですが、強行されたそうです(笑)。
ここでこの試合で別のエリアで観戦されていた友人の、某球場の元ボールボーイSさんから頂いた写真を載せさせて頂きます。前方の席で選手の場内一周を近くで間近でご覧になっていたそうです。写真のご提供ありがとうございます!
ちなみにSさん、上の人よりも、中の人よりも…誰よりも号泣してはりました(;’∀’)
さぞ美味しいビールだったことでしょうね 豆。豆。豆。 あとは日本シリーズで4勝するのみ 全員で勝つ! 場内1周。最高でしたね!
【22:10】セレモニー終了
優勝セレモニーはここで終了。帰り際に今回ご一緒させて頂いた皆様と写真撮影。遠方から来られて最後までおられなかった方もいらっしゃるのですが…皆様ありがとうございました!日本一になることを祈願しながら帰路につきます。
皆様ありがとうございました チケット売り場も見たことがない表示に 最寄り駅到着。社長は今話題のかわいい電車に乗り換えられました。
余韻に浸りながら帰宅すると…
実は試合中に自宅にいる次男からLINEが送られてきました。そのやり取りがこちら。
出世魚で大きくなるにつれて名前が変化する魚。関西圏ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと変化しますが、ハマチかメジロと呼べる大きさでした。関東圏ではイナダ→ワラサ→ブリと変化したかと思います。
翌日土曜日は我が家一帯はゴミ出しの日。それを逃すと処理した内臓やらを来週水曜日まで保管しておかなければなりません。やっておかないと何を言われるか分かりませんので(誰に?)…日付が変わった頃に処理スタートです。まさに新鮮なアテ…幸せすぎる!
【0:02】新鮮なメジロの処理開始
存在感ありすぎの60㎝のメジロ。 何とか刺身用に捌きました。 我が家の魚好き、お目覚め 深夜まで余韻に浸る一日でした。
盛り上がる中でも、中嶋監督の紳士たる言動。
今年の中嶋采配には驚かされることが多かったですが、このクライマックスシリーズでもさらに驚かされました。そんな中嶋監督の、3日間戦ってきた相手を慮る行動、人柄が垣間見えますね。なかなかできない行動だと思います。感銘を受けました。
そして、日本シリーズへ。
前回日本シリーズに進出したのは合併前、オリックスブルーウェーブとして1996年、大阪近鉄バファローズとして2001年に進出しています。
ただオリックスは1996年に読売ジャイアンツを倒し日本一に輝いているものの、1995年の日本シリーズではヤクルトスワローズ(当時野村監督)に、大阪近鉄としても2001年もヤクルトスワローズ(当時若松監督)に敗北しています。
来週20日から開催の日本シリーズの相手は、バファローズ日本シリーズ進出同日、ヤクルトスワローズに決定しました。因縁を晴らす舞台…その全てが整いましたね。両チームとも昨年最下位から這い上がってのリーグ制覇同士の対決、20日からの日本シリーズが本当に楽しみです。
最後までお読み頂きありがとうございました。