2020年 SMBC日本シリーズ(読売ジャイアンツ対福岡ソフトバンクホークス)開幕直前予想
11月21日18:10 2020年の日本シリーズが、(まさかの)京セラドーム大阪で開幕
コロナで遅れに遅れた今年のプロ野球、リーグ戦も120試合に短縮されましたが、いよいよ明日から、最後の決戦、日本シリーズが始まります。 対戦は、2年連続同カード、セリーグ連覇の読売ジャイアンツと、3年ぶりにリーグ優勝、CSも連勝で勝ち上がった福岡ソフトバンクホークスとの頂上対決となりました。
そして、まさかまさかホークスの戦う日本シリーズが、地元の京セラドームで観れるなんて。
大阪の南海ホークスファン(現ソフトバンクホークス)にとっては朗報!
確か10月初旬、読売ジャイアンツより、今年の日本シリーズでは本拠地球場として京セラドーム大阪を使用すると発表された、一瞬、なんのことか理解できずに、耳を疑がって、ネットで調べてみたら、やっぱり本当だと分かった。
その時は、当然まだホークスは優勝争い中、そして、パリーグには今年もCS突破の条件がありますが・・。 ホークス優勝を確信して
「京セラドームでホークスの日本シリーズを応援できるんかな?」と夢見心地でした。
何故そんなことになったのか? ずれにずれ込んだ年間スケジュール、通常より約2週間遅れの日本シリーズでは、すでの東京ドームに都市対抗野球の予定が組まれていた。(通常、8月開催の都市対抗を今年はオリンピックの為に、11月開催に変更ずみだった)
京セラドームでの日本シリーズは、2001年の近鉄バファローズの最後の優勝時、(北川選手の満塁サヨナラ優勝決定ホームランの時)以来、大阪でのホークス対ジャイアンツとの日本シリーズとなると、1973年の野村監督の優勝以来の47年ぶりのようです。(つまり、巨人V9最後の年)
ちょうど1973年は、僕が8歳で本格的に野球に興味を持ち出し、南海ファンになった年なんです。
と言う訳で、この日の為に色々ネットで調べて、抽選にトライしましたが、やはり全然、当たりませんでした。
諦めかけていた矢先に、野球関係の友人がチケットを手配してくれて、ラッキーにも第1戦、第2戦と観戦できることになりそうです。
まだ試合開始までちょうど24時間以上あるのに、今から野球少年に戻った気分でワクワクしています。
2年連続の対決、雪辱燃える原巨人に、迎え撃つ王者ホークス
1950年セパ2リーグ分裂後から始まる日本シリーズの歴史の中で、巨人のV9や西武ライオンズの黄金期など数あるシリーズ対決の中で、ジャイアンツ対ホークスの対決は、過去11度、今回で12度目と最多の組み合わせだそうです。(その次は、ジャイアンツ対ライオンズの10度)
それでも、過去の対戦成績は、巨人の9勝2敗と圧倒的に巨人優勢ですが、特に50年代、60年代は、「何回(南海)やっても巨人には勝てない」と野次られたようです。
皆さんもご承知のように、近年は圧倒的にパリーグ優位の成績が続き、13年の楽天以来7年連続でパリーグのチームが勝ち続け、2000年以降の20年間でもパリーグの14勝、セリーグの6勝(そのうち巨人4勝)とパがセを圧倒しています。
そして、ホークスファンなら承知の通り、ソフトバンクホークスになってから秋山前監督から工藤現監督に黄金期を迎え、過去10年間で6度の日本シリーズ制覇は、かつての巨人V9や西武ライオンズの黄金時代とも遜色ない常勝チームになりつつありますね。
また、ホークスはポストシーズン、いわゆる、クライマックスシリーズと日本シリーズでは去年から12連勝中と無類の短期決戦の勝負強さを発揮してくれています。
去年の日本シリーズでは、59年の伝説の投手杉浦さんの4連投、4連勝以来の4勝0敗での勝利、さすがの巨人原監督も力の差を痛感したのか「セリーグにもDH制の導入を検討すべし」まで言わしめました。
そして今年は、直前に全試合でDH制の導入が発表され、さて、それが、どちらに有利に働くのでしょうか?
第1戦のエース対決、G菅野対H千賀の出来が、シリーズの行方を決める
野球評論家の皆さんも、両軍ファンも戦前の予想している通り、雪辱燃える原巨人にとっては第1戦の先発発表されたG菅野で勝てるかどうかが、一番のカギだと僕も思います。
そこで1つ勝てれば、菅野は中6日で第6戦登板が楽になるし、もし初戦を落とせば、中4日で第5戦登板の必要に迫られてくるという展開になりそうです。
総合的に両軍の投手力を比較すると、やっぱり、ホークスの方が、優位な気がします。特に中盤以降の投手力では、ホークスの中継ぎ陣の方が、一枚も2枚も上手ではないかと思われます。
巨人打線が、サブマリンの高橋礼、強力セットアッパーのモイネロ、左のワンポイント嘉弥真などを打ち崩すのはかなり手ごわいとおもいます。
ホークス野手のキーマンは誰?
短期決戦には、ラッキーボーイ的存在が不可欠です。今回のキーマンは誰でしょうか?
巨人の選手はよく分からないので、なんとも言えませんが。
ホークスなら、僕は周東選手と栗原選手だと思います。
足のスペシャルから、シーズン終盤には1番に定着した周東選手が、どれだけ出塁し、走れるか、相手バッテリーにはかなりのプレッシャーになるはずで、特に巨人大城捕手は強肩との評判もないし、去年以上に周東選手の脚力が脅威になるはずです。
柳田、中村晃、グラシアル、松田、デスパイネなどの中軸選手は、経験豊富なので、心配ないでしょうが、今年売り出し中の栗原選手が、どれだけ勝負強いバッティングを思いきりよく振ってくれるかに期待したいと思います。
と言う訳で、もう自分の応援人生で二度となさそうな、大阪でのホークスの日本シリーズ、まずは現地で第1戦、第2戦と2試合、たっぷり楽しみたいと思います。
*昨日、NPBより発表ありましたが、日本シリーズの期間中京セラドームでは、売り子、売店ともにお酒の販売が中止だそうです。当然持ち込みも禁止し、またまた急増しているコロナ感染への防止策みたいですが、お酒のない応援って、なんか寂しいです。
3代目社長、シリーズ前にワクワク
週末から大阪で日本シリーズが始まると思うと、今週はソワソワしてあまり仕事の集中できませんでした。 思えば、47年前、南海ホークスがパリーグのプレーオフで勝ち、日本シリーズに進出したのが、ホークスファンになったきっかけでした、まさか再びホークスの日本シリーズが大阪で観れるとは、その時大阪球場へ連れて行ってくれた亡き父親も天国で喜んでいることでしょう。 明日は、父の写真もいっしょに京セラドームへ連れて行こうと思います。 僕にとってのホークス愛は、ホークスが大好きだった亡き父親への供養のひとつの形なんです。
今回もお読みくださり、ありがとうございます。